無職失業体験談

トップページ「ハローワーク・職業訓練」の体験談

雇用保険(失業保険)についての説明

投稿日:
更新日:
投稿者:きくちゃん

現在は、失業保険制度は廃止され、雇用保険制度となっていますので、正式には雇用保険というほうが正しいです。

雇用保険は政府が管掌する強制保険制度です。 労働者を雇用する事業は、原則として強制的に適用されます。 雇用保険制度に加入していなかった場合などはハローワークに相談しましょう。

受給対象者

雇用保険(失業保険)を貰うための受給資格は、失業中で就職活動をしている人です。

  1. 退職の日以前に一定以上の被保険者期間及び勤務実績があること
  2. 失業の状態にあること
  3. 管轄するハローワークに離職票を提出し、「求職の申込み」をすること

失業中とは、

  1. 積極的に就職しようとする気持ちがあること
  2. いつでも就職できる環境的・身体的能力があること
  3. 積極的に就職活動を行っているにも関わらず就職できない状態にあること

が失業の定義とされています。 就職活動をしていない人は、失業状態とはみなされないので、受給対象者にはなりませんので注意が必要です。

失業状態とはみなされない状態は、以下の通りです。

  1. 病気やケガですぐに就職活動ができない人
  2. 妊娠、出産、育児で就職活動をしない人
  3. 休養する予定の人
  4. 家事に専念し、すぐに就職活動ができない人
  5. 自営業を始める人
  6. 会社の役員に就任した人
  7. 学業に専念する人
  8. 雇用保険の被保険者に該当しない、短期労働のみを希望する人

不正受給をすると詐欺に問われます

失業中でないのにも関わらず、嘘をついて失業保険を貰うと不正受給の対象となります。 不正受給が発覚すると、不正に受給した3倍の金額を返還することになり、詐欺罪に処されます。