無職失業体験談
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投稿者:北山さやか
就職活動は人生を決める重要な選択。 働くということへの入り口に立ち、何を考えるのか。
自分のやりたいこと、強み、それらを軸として開く道、踏み出す道。 エントリーシートを書いては送り、まわりはどんどん就職先が決まっていく。 焦りは隠しきれず、視野はどんどん狭くなっていった。
働くということがどんなことなのか、よくわからずご縁をいただいた会社へ入社。 満員電車に乗り、着なれないスーツをまとい、人混みのなかをただもくもくと進む。 わたしの入った会社は、新入社員はひとりだけ。
大人たちに囲まれて、役に立たない日々に、考えることが本当の就職活動だ。 悔しくももどかしくも感じながら、ただ起きては会社へ行き、疲れはててつく家路。 ふと思った。 働くってこういうことなのだろうか。 わたしはこういうことがしたかったのだろうか。
自分で選んだはずの道は、結局は与えられたものの中から選んだ、いわばだれかに言われた道。
なにもわからないから自分では選べない、そう思っていたけど、会社にいるときの違和感は日に日に大きくなっていった。
就職活動は、学校を卒業するまでのある限られた時間の間に次の行き先を決めるものだといつのまにか思っていた。
でも違うんです。 本当に自分がすべきこと、自分の使命はなんなのか考えることから就職活動は始まっていく。
まわりに流されず、自分と向き合う活動なのだ。 会社にはいるというのはそこから始まってくる。 会社にはいることがすべてという概念を捨てるのだ。 ないなら作ればいい。 まずは自分と向き合う、視野をもっともっと広く!!
これがポイントです。 それが新しいものをつくるきっかけとなる。