無職失業体験談
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投稿者:すばる
現在も絶賛失業中の私ではありますが、現在は少し内職をしていますので、前回失業していた頃(31~2才)の失業者の一日を紹介します。
朝8~9時までには起きて、まずは朝ごはん(食パン・コーヒー)を食べます。 家族はみんな仕事に行っている為、誰からも文句は言われない、優雅なものです。 なにせ失業中なので、家事が全部こなさないと居心地もよくないので洗濯・掃除をします。
そして今からが私の至福の時間。 「暴れん坊将軍」の再放送を見ます。 この番組のいい所は、少々見逃した所があったとしても大体同じ話の流れなので、今まで観たノウハウを組み合わせれば、途中から観たとしても話の内容が分かってしまうという事です。
たまに将軍様が真剣に町娘と恋をするのですが、大体この娘がひどい目にあうことになります。 その時だけなぜか「やじろべえ」という曲かもう一曲他の曲がかかる仕組みになっています。 この曲がかかると、あぁ~将軍様は本気だったのかとほろりとします。
再放送を見終わった後は、地方局による午前中にあった事故やニュースがあり、ここを見て事故のあった現場が知っているところだと、夕方家族の会話が盛り上がります。 このニュースが終わった頃にお昼の準備をして、食べ終わるといよいよ活動開始です。
私の場合この時期、午後からは図書館にこもって児童虐待関係や、「毒になる親」というアメリカ人の精神科医だったでしょうか? その本をずっと読んでノートを作っていました。
何になるというわけではありませんが、興味があるものはノートにまとめるという習慣が私にはあり、興味のあるものについては書き留めておきます。
こういう事でもしていないと、自分の存在価値があるのかないのかわからなくなってしまう、という精神安定剤的な役割も当時はあったのだと思います。
図書館に通う理由はもうひとつあり、私と同じ暇をもてあました人たちが沢山いて、毎日同じ人に会うとなぜか安心できました。 それもひとりじゃないんだという心の慰めだったのでしょう。
図書館も15時半までと決めていて、ここから夕食の買い物に向かいます。 当時は夕食を毎日私が考えていましたので、このおかげでレパートリーはずいぶん増えました。 図書館に毎日行ってれば料理の本も豊富にあるので、それは当たり前なのでしょうが・・・。
私が家計のお金を預かっていたのですが、夕食には500円前後(多くても800円)と決めていました。 家族4人で私が失業中となると、このくらいは貢献しないと申し訳ないと、節約レシピも色々考えました。
夕食とお風呂が終わった後は、また読書です。 多分この頃は年間200冊は本を読んでいたと思います。 相当な退屈さだったのでしょう、一日1冊か2冊ペースの読書量でした。 こんなのは小学生以来だったので、ある意味充実した毎日とも言えます。
深夜までの読書を終え、寝るのは深夜2時くらいです。 ここで眠れる系のお薬を飲んで眠ります。
実は前職を解雇されたのが引き金になりうつ病になったので、こんなにアクティブに動けるようになったのは失業2年目からの事。
1年目はずっと動かずぼんやりしていたので、おもしろくもなんともなく失業2年目からの暇な一日をつづらせていただきました。